忍者ブログ

[PR]

2024年05月19日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「吉田琢巳」(取材記事)

2011年12月27日
アートマネージメント受講生が出演カンパニーを取材、紹介するシリーズ。
第3回は、「吉田琢己」さんです。
稽古場所のアクテノンにてインタビューしました。


(ダンスを始めるのが)
ちょっと遅めのスタートだったと話す吉田さん。
表現方法に歌を選んだものの、「身体全体を使う」というダンスこそ自分を表現するものと考えるようになり、ジャズダンスやバレエを経てコンテンポラリーという今のスタイルになったという。
言葉を選び慎重に話をする姿からも、ダンスに対する真摯な姿が見て取れた。

■今回のPAG2012に参加されたきっかけは?
これまで他のカンパニーと何度かコラボをしているので、あえてソロでやってみたいと思った。自分が表現したいものを(誰かに頼んで作ってもらうのではなく)作ることができるから。一人だとどんなことができるかを今回の舞台で追及したい。

■どのようにして作品がうまれ、作られるか?
自宅では音や映像を制作し、実際の稽古では自分の中からにじみ出てくる(においのような)感覚的な部分をひとつずつ確かめながら進めている。衣装に限ったことではないが、「ないものを自分で作る」ということにこだわりを持っている。(作品に使われる)映像は、表現者がいて初めて成立するものだと考えている。

■今後の活動について
表現者としての個人があって、総合的に舞台を作り上げたいと考えている。そこにはオブジェなども含まれていて、手に取れる(自分ができる)ことをもっと増やして舞台を作り上げていきたい。そして、自分が人に伝えられるようになったら人を使ってやってみたい。











(アートマネジメント実践講座受講生S.K.)










PR

「ARPON」(取材記事)

2011年12月23日
アートマネージメント受講生が出演カンパニーを取材、紹介するシリーズ。
第2回は、「ARPON」(アーポン)さんです。


東京在住のカンパニー『ARPON』代表の石黒さんには、直接インタビューではなく、質問にメールにてお答えいただきました。
県外から来るアーティストとしても注目です。

■いつから、どのようなきっかけで活動をはじめたか?
2009年に武蔵野美術大学にて結成しました。理解し合うのが困難な強い個性をもった人間同士が集まっています。自律した個がぶつかることで融解する空間が生み出したいと考えています。

■今回パフォーミング・アーツ・ガーデンに参加した経緯は?
パフォーミング・アーツという言葉が『ARPON』にしっくりきたことが一番です。
パフォーマンスとアートを打ち出す企画は、他にはあまり見かけません。舞台かアートかで、発表の場は大抵領域が区分されています。アートとダンスに対する深い理解を感じました。

■どのようにして作品が生まれ、創られるか?
テキストと簡単なストーリーをもとに担当を決めて、制作をします。集団で表現する場合には合意形成が必要なのですが、それにより個が没っしてしまわないように、また簡単に妥協点を見出すことのないように考えています。

美術と人の関係において、大概、美術は「舞台美術」であるか、人は「美術の一部」です。そうではなく パフォーマンスと美術の対峙を考え作品化しています。
ある意味で共存の在り方を提示していると言えます。メンバーそれぞれ業界が違い、やり口も違うので色々と発見が生まれています。



(アートマネジメント実践講座受講生T.K.)











「フ透明少年」(取材記事)

2011年12月21日
アートマネージメント受講生が出演カンパニーを取材、紹介していきます。
第1回は、「フ透明少年」さんです。


「基本の動きを日々練習。それがすべての動きの基本になる。」と代表の神(じん)さんは語ります。
取材当日は三宅太鼓(東京本土から南へ180km地点にある伊豆諸島のひとつである「三宅島」の太鼓です)の基本の動きや、スローモーション・ストップモーションの基礎練習を宇宙空間に漂っているような音楽を使用して、行われていました。その音楽も自身で稽古のために作曲しているそうです。



フ透明少年の表現するダンスの種類はアニメーション。
「静と動の差を出すためには地味な基礎の練習が大切だ」
と神さんは言います。以前は演劇を表現する劇団でした。
5年前からダンスの領域に足を踏み入れ、2年前からダンスをメインに活動しているようです。演劇からダンスへ表現の場を変えたのは、舞台で≪移動する動き≫がきっかけだそうです。

本公演は、カンパニーメンバーの提案により議論をして参加を決意したそうです。
このカンパニーはメンバーの活動・考えをカンパニーの活動に反映しているという特徴があります。また外部のアーティストとの交流も頻繁に行われており、今回上演の新作はイラストレーターの渡邊春菜さんが創る映像とのコラボレーションだそうです。役者の動きにリンクした映像とプログラミングを駆使し、新たな挑戦をしたいと意気込んでいる様子でした。
今までとは違う創作方法になるということで、これまでのフ透明少年とは異なる新鮮な作品を見ていただけると思います。

「フ透明少年」稽古1 


(アートマネジメント実践講座受講生T.K.)










12/8公開リハーサルのお知らせ

2011年12月05日
12/8(木)にアートラボあいちで公開リハーサルを行います。
お時間のある方は、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

「太めパフォーマンス」公開リハーサル
アートラボあいち(名古屋市中区錦2-10-30)
11:00~17:00ごろ



(アートマネジメント実践講座受講生Y.T.)








プレス発表&折り込み作業

2011年11月18日
今日は記者発表(プレスリリースの配布)と折り込み作業とい広報の中でも特に重要な仕事がありました。
記者発表は新聞・雑誌記者さんに内容を知っていただくためにプレゼンを行います。
月に1回関係者が集まってそこで情報のやりとりをするわけですが、発表する団体が多いと、短い時間でもいかに「これは気になる」と思わせるような内容にまとめなくてはなりません。
企画の名前、日時、場所といった基本情報以外に、特徴である企画趣旨を手短に話します。
今回の発表は2会場で行われ、どちらも制作担当のSさんが担当。
記者発表という独特な雰囲気に少し緊張した様子でしたがしっかりアピールしてくれました。

そして、名古屋市内の劇場でパフォーミング・アーツ・ガーデン2012のチラシ折り込み作業をしてきました。
折り込み作業も広報活動には欠かせない大事な仕事ですが、折り込みとは、公演の際に入口で受け取るチラシの束のことです。
公演の前には関係各所に「折り込みの日」が知らされ、そこにそれぞれが配りたいチラシを持ち寄り、当日配るチラシに一緒に入れてもらうために挟み込みをするものです。
普段何気なく受け取っているチラシも、実はそうやってたくさんの人の力が結集されたものなのです。
(アートマネジメント実践講座k.s)